私が美容ライターとして健康/美容分野の記事を執筆する時に意識していること

美容系の記事を執筆する際は、主に以下のようなポイントを意識しています。

  1. 法令遵守は最優先、その上で読者に”伝わる”表現を追求する
  2. 科学的な根拠のある情報をもとに「つまりどういうこと?」を伝える
  3. 「〇〇に悩んでいるわたし」への、ヒントとなる記事
目次

法令遵守は最優先、その上で読者に”伝わる”表現を追求する

化粧品や美容医療の分野は薬機法などの規制が厳しく、たとえば「効果がある」と断言するような表現は使用できません。

商品・サービスに応じて薬機法や景品表示法、医療広告ガイドラインなどの法令を遵守するのは、美容分野のライティングにおける大前提です。

ただし、法令を遵守するだけでは読み手にとって無機質な文章となり、商品・サービスの魅力が十分に伝わらないケースは珍しくありません。

私は各法令に対応した資格を取得した上で、読み手が「これは自分に必要かもしれない」と感じられるような文章執筆を意識しています。

たとえば、直接的な表現ができない場合でも、肌悩みや使用シーンに寄り添った構成で、魅力や価値を伝えることは可能です。

「控えめだけど、確かに響く」ような表現を目指し、法令を守りつつも商品の特性や読者ニーズにしっかりと応える記事を執筆いたします。

科学的な根拠のある情報をもとに「つまりどういうこと?」を伝える

執筆する際は、論文や法令に準拠しすぎた固い文章ではなく、読者が読み進めやすい柔らかい表現を心がけています。

科学的根拠のある情報や法令に関する解説記事は、どうにも文章が固く読みにくさを感じる記事が多いのが現状です。

もちろん、固い文章が悪い訳ではありません。

ただし、読者が「なるほど……?」と理解が追いつかず、記事を読み終わった後に「つまりこういうことか」と理解を落とし込めないのは問題です。

私が執筆する際は、情報の正確性を担保するために論文・専門書・公的機関の情報を積極的に参照しています。

ですが、それをそのまま書いても、理解できないのが普通の反応です。

そのため、事前知識がない方や専門用語や化学式などが苦手な読者でもわかるよう、図解を作ったり日常生活でイメージしやすいたとえ話などを使ったりして、わかりやすく説明する記事を執筆しています。

メディアの想定読者層に合わせて、表現の調整も可能です。

たとえば、角層の説明ひとつでも、美容初心者向けメディアであれば2番のようにかみ砕いた方が読者は理解しやすいと思います。

  • 「角層」とは、表皮の一番外側にある細胞層であり、外的刺激から肌を守るバリア機能を担っている要素です。
  • 「角層」とは、私たちの皮膚の一番上にある肌の要素であり、花粉やPM2.5、紫外線のような刺激から肌を守るガードマンとして働いてくれる要素です。
せりぽよ

クライアント様が想定しているメディアのターゲット像に合わせて、
わかりやすく伝わる文章を執筆いたします!

「〇〇に悩んでいるわたし」へのヒントとなる記事

私は20代前半くらいまで、ニキビや肌荒れなど毛穴に関するトラブルで散々悩まされてきました。

でも「肌の悩みって、人に言うほどでも病院に行くほど酷いわけでもない……」と思って、ずっと自分の中に抱え込んでいました。

小学生の頃は、肌の状態なんて気にしたこともありませんでした。

でも、高校生になって受験が近づくにつれ、ストレスとともに吹き出すようにできたニキビに、どんどん心が沈んでいったのを覚えています。

大学に入って美容への関心が芽生えても、正しいスキンケアを知らず、皮膚科にも頼らず、自己流でなんとかしようとしては空回りばかり。

そこにもとから気になっていた、一重まぶたのコンプレックスも絡まり始めました。

「どうして自分だけ、こんなに肌が汚いんだろう」

「目元の一重まぶたが嫌すぎる、整形してぱっちりとした二重まぶたになりたい」

そんなふうに、自分自身に対して嫌悪感を抱くようになっていました。

過去の私のように「これをどうにかしたい」と思っている方もいれば、漠然と美容に関する不満を抱えている方もいます。

私自身、肌荒れがつらかった頃は、SNSを見たり、検索をしたり、とにかく必死で情報を集めました。

ですが、情報が多すぎて余計に混乱してしまい、何を信じて良いのかわからなくなることが多かったです。

だからこそ今、同じように美容で悩む誰かが、遠回りをせずに済むように。

美容で悩む読み手の小さなヒントになることを願いながら、美容系の記事を執筆しています。

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